尾野農園では毎月、主に外部講師をお招きして勉強会を行っています。
今月は 西讃農機株式会社から講師をお呼びし、トラクター実習を行いました。
実習ではロータリーの構造や特性に加え、効率よく畑を平らにするためのセッティングを学びました。
トラクターで畑を耕すと、徐々に四隅に土が集まり、畑の他の場所と比べ高くなってしまいます。
「逆転」というワザを使うと四隅から土を引っ張り畑を平らに出来るということは知識として知っていたのですが、実際自分でやってみるとなかなか上手くいかず…。今回は講師の方の実演を見ることができ、次は自分も上手くできるというイメージを持つことができました。
土を良くしようと思うと肥料の種類や散布量と言った化学的な側面に目を向けがちですが、作物の生育が悪い・不揃いといった問題の原因は単純に土の硬さや畝の高さだったりします。トラクターによる耕起作業は作物がしっかりと根を張れる土を作るための最初のステップです。今回学んだことを活かして、よりよい畑を作れるよう精進してまいります.