今日は、若手4名が現場視察研修ということで、県内外の市場や工場へ行ってきました。
日頃、圃場で一生懸命収穫している彼らが、一日現場を離れて、青果物の流通の仕組みや、日頃使っている段ボールがどうやってできているのかや、流れるようにトラクターを作っている現場などを見ることにより、多くの人たちの協力があり自分たちの仕事が成り立っているということを、学んでもらうために送り出しました。
<高松中央卸売市場>
実際にセリを見て、職員さんの話を聞き、今はどういった産地の野菜が出てきているかなどを聞きました。社長さんのお話も聞き、「今は売り手市場であり、生産者の声をお客様に届けることが大切だ」というお話を頂ました。
<朝日段ボール>
工場を見学し、段ボールが実査にどうやってできてきてるかを見学しました。安定した品質を出すための工夫が随所に見られ、注意喚起表示などは、農業の現場でも取り入れることができる事があると思います。
<井関松山製作所>
組み立てラインで、トラクターを作っている様子を見学しました。人材育成や技術伝承に力を入れており、トレーニングセンターを作り各工程の専門家を養成しているとのことでした。農業でも人材育成が大きな課題となってきます。社内で育成環境を整えていくことが永続的発展のカギとなってくると思います。
こういった研修を通じて、各人が少し違った視点から毎日の日常業務を見れたのではないかと思います。今日勉強したことを一つでも現場で活かせる行動に変えていってもらいたいと思います。